2012年1月17日火曜日

120117思うこと

オンラインゲーム市場は、バブルの気がする。

かれこれ数年、中国のバブル、新興国のインフレ、先進国の債務不履行、こればっかり危険だといわれているけど、実際には、古くはITバブルがおき、リーマンショックがおき、ジャスミン革命がおき、東日本大震災が先におきた。

今も、先進国の債務問題が騒がれている。確かに、この問題は避けて通れない問題であり、近々大きな壁に直面するであろう。しかし、これより先に、別の問題がくるのではないか?

次にくる危機は、オンラインゲームバブル崩壊ではないか、と僕は思う。

これらの市場に金が集まっている原因は、IT関連特有の短期的な成長性と他の分野の停滞があって、相対的な投資価値が上がっていることにあると思う。実際、オンラインゲームが、これまでの任天堂やソニーのゲーム比べて、何か特別に新しい価値を生み出しただろうか?

また、オンラインゲームの企業に投資している人は、オンラインゲームに価値を見いだしている人であろうか?おそらく、違うと思う。飽くまでも、成長が早い、つまり金の流動性が高い(つまり株の値動きが激しい)ために、投資対象として、興味深いからであろう。

以上のことは、最近のネットゲーム関連株価の下落を見ていて、ふと思ったこと。決して、オンラインゲーム企業がつぶれて欲しい、と単純に願っているわけではないことは断っておきたい。実際、あの手の企業がつぶれたとき、もっとも被害を受けるのは、労働力として仕事をしている社員であり、経営の中核に携わっている人たちは、ある程度のお金をもって、しれーっと去っていくのやろうから、ただ会社がつぶれても雇用情勢が悪くなるだけやろうし。

1 件のコメント:

  1. 今日もDeNA初め、オンラインゲームの株は、順調に下がっているな。

    しかし、バブル、という表現は、必ずしも正しくはないかもしれない。実際にこれまで、好業績であったわけなので、サービス面では、実体ない需要、とはいいきれない。その反面、投資対象、という意味では、やはり実体以上に需要(購買意欲)があったのも確かではある。

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