2011年7月22日金曜日

チャンピオン 魁皇(古賀)博之バージョン

魁皇の引退を惜しんで、友人とともに谷村新司の「チャンピオン」の魁皇バージョンを作ってみました。まだまだ良い歌詞にできそうですが、ひとまずうっぷします。

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「チャンピオン 魁皇(古賀)博之バージョン」

つかみかけた 熟リンゴを
握りしめて 君は出ていく
わずかにめくれた 深紅の皮に君の
年老いた 悲しみを見た

土俵に向かう 長い花道で
なぜだか急に 君は立ちどまり
振り向きざまに 右のかいなを見せて
寂しそうに 笑った

やがて土俵と 拍手の渦が
一人の男を 飲み込んでいった
(You are King of Kyusyu)

上手投げ もう一度その右で
上手投げ 命の炎を燃やせ

君はついに 立ちあがった
結び前の 土俵下で
わずかに開いた 君の両目に光る
涙が 何かを語った

獣のように 琴欧州は
襲いかかる 左差し手で
やがて君は 静かに土俵を割った
突かれて 逃げるように

わずかばかりの取組中に
君は何を考えたのか
(You are king of Ozeki)

1047勝 もうそれで充分だ
おお神よ 彼を救い給え

支度部屋の 風呂場で君は
空いた(すいた)前歯で そっとつぶやいた
(You are King of Ohzumo)

帰れるんだ これでただの博之に
帰れるんだ これで帰れるんだ
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2011年6月19日日曜日

コンピュータおばあちゃん

本日、コンピュータおばあちゃんの会代表の大川加世子さん宅に、友人の取材同行という形で訪問し、いろいろとお話を聞かせて頂きました。当初は1~2時間程度を想定していたのですが、蓋を開けてみると6時間という長い時間、お付き合い頂きました。
話は、大川氏の活動の詳細、始まりのきっかけ、今後の希望などを中心に進めつつも、人生観についての非常に有意義なアドバイスを頂いたり、大川氏が最近購入したipad2の設定を一緒に進めたりしながら、非常にざっくばらんな感じで、進んでいきました。
非常にたくさんの話を聞かせて頂きましたので、まとめるのは難しいのですが、大川氏について2つ、私は大きく感銘を受けましたので、それをまとめたいと思います。
まず、彼女のアントレプレナーシップに対して感銘を受けました。大川氏は、高齢者の多くがおかれている無縁社会という問題について、当事者意識をもって正面から向かい合い、二番煎じではなくパイオニアとして、活動を続けてこられました。当事者として感じた問題を解決するために、東奔西走し、苦労して活動を軌道にのせてきて、今なお、活動の問題点に向かい合い、向上心を持って活動をより社会に役立てようと努力されております。このような彼女の活動に対する姿勢は、まさにアントレプレナーシップであり、私のような未熟な人間が、学ぶべき姿勢だと改めて感じさせられました。
もう一つ感銘を受けたのは、活動の代表としての彼女のリーダーシップに対してです。コンピュータおばあちゃんの活動において、常に参加者の気持ちを最優先に考えておられます。注目されるようになった今でも、決して奢ることなく、参加者を第一とする目線に変化はありません。また、私たちの突然の訪問依頼も快く受け入れてくださり、誠意を持ってお話をして下さいました。私の思い描くリーダーの理想像に近い方で、非常に自身の今後の歩の進め方に刺激を与えて下さいました。
活動に関しては、大川さんがひとりでやっているいて規模が小さく、社会貢献という意味でまだまだ十分ではないように思いますが、我々若い世代、あるいは理系博士という違った価値観をもつ人が、この活動に関わっていく事で、大きな価値を生み出せるのではないか、そのように感じました。

コンピュータおばあちゃんの会のHPはこちらです。
http://www.jijibaba.com/
また、あまだれメール、という歌があります。
http://www.youtube.com/watch?v=bfjyREKL_JI
こちらも御覧下さい。

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