2010年1月19日火曜日

坂本龍馬

今年の大河ドラマは、龍馬伝です。皆さんがご存知の通りで、僕が説明するのものではありません。龍馬伝に刺激されるように、先週の日曜日から司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読み始めました。以前から、幕末における若者の活躍には、興味があったのですが、幼少時代から青年期にかけての読書嫌いもあり、それまで幕末に関する本は、福翁自伝以外は読んだことがありませんでした。1巻は、月曜日の明け方までかけて読んでしまうほど、龍馬の物語に魅せられてしまいました。

現在2巻の途中で、まだまだ坂本龍馬について語れる身分ではありません。しかし、1巻を読んだだけでも、なぜ坂本龍馬という人物が―諸説あるにせよ司馬遼太郎に描かれている限りは―多くの人の心を惹き付けるのがよくわかりました。誰も、何か想いを秘めていながら、何をしたら良いかが分からない、という事が多く、それでもなお、気持ちだけを強く持ち続けることが、以下に大切であり、大変であるかが、若輩者ながら私にも分かるような気がしました。

私は、科学者維新塾という理系博士のための会合に参加しています。前に書いたように、これは幕末の適塾を倣ったものです。理系博士が研究職に就くだけではなく、世界を動かすような場面で活躍することを目指しています。私は、科学者維新塾に参加して丁度一年が経ちますが、幕末のような現代において、坂本龍馬のように志をもち続けて、何か大きなことをしたいという想いを改めて強く持ち直した今日この頃です。

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